「猛き箱舟」 船戸与一 著(集英社)
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猛き箱舟〈上〉 著者:船戸 与一 |
ハードボイルドな国際小説です。
その道ではとても有名な作家ですが、ご存知ですか?
北アフリカの砂漠や東京を舞台に、とても硬派に書かれています。
愛と信念と野望、そして男の生き様・・・・くぅ~!かっこいいっすぅー!!
タバコの吸い方の表現が、またイイんです!
「俺はあらためて紫煙を吸い込んだ。肺胞に広がるその懐かしい刺激が今は心地よくあちこちの筋肉を揉みほぐしてくれるようだった。」
ってな感じです!
主人公の若い野心が突き進んでいく砂漠の荒野が、血と硝煙で塗りつぶされていきます。
裏切りの中で見出した己の信条と復讐心を糧に、「香坂正次」の人生は、正にクライマックスへと突き進んで行きます。
私にはそんな野望も行動力もありはしませんが、この熱い物語の中で共に銃弾と砂塵の中を駆け回る事ができました。
平穏な日常の中では絶対に経験することの無い「熱き思い」を体験させてくれる、そんな小説であると感じました。
男らしい物語に惹かれるんですよねぇー。
私ってば!
自分に無いものへの憧れがそうさせるんですかね?
文庫本で発売中です。80年代のフィクション小説としては、大絶賛の物語です。
でわっ。
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猛き箱舟〈下〉 著者:船戸 与一 |
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